【新会員紹介】金森 正有(銅器・双型)
令和6年度の新会員をご紹介します。
令和5年度高岡市伝統工芸産業技術保持者指定
金森 正有(銅器・双型)
金森さんは、伝統的な双型鋳造技法による梵鐘づくりを祖父正一さん、父弘重さんより受け継ぐ希少な技術者です。
削り中子技法による肉厚の調整や金属の配合による音色の追求に取り組み、原型造りから鋳造、仕上、着色までの一貫した製造技術を持っておられます。
この釣鐘は真宗大谷派井波別院瑞泉寺に納められたもので、伝統的な造形を細部まで繊細に表現し、高い完成度を実現しています。
(技術保持者データベースより)