INHERITANCE
伝統工芸産業希少技術継承事業
平成8年度から平成30年度まで実施しました。
目的
伝統的工芸品である高岡銅器、高岡漆器の希少な伝統的技術・技法を伝承する意志のある育成者及び継承者に対する支援として、補助金を交付します。これにより希少な伝統的技術・技法を継承する人材の育成・確保と自立・定住を促し、工芸やものづくり産業の活性化を図ることを目的とします。
継承事業の内容
「継承すべき伝統的技術・技法」にある伝統的技術・技法を、育成者が継承者に対し、マンツーマン方式により計画的に継承することにより行ないます。
補助金の交付額
育成者補助金 | 4万円(1月当たり) |
---|---|
継承者補助金 | 5万円(1月当たり) 材料・道具製作費補助金(年額上限) 50万円 |
補助金交付期間
補助金の交付期間は、2年以内。ただし予算の範囲内において交付するものとします。
対象者について
育成者 | 高岡市伝統工芸産業技術保持者又は伝統工芸士であって、事業の趣旨に賛同する者 | |
---|---|---|
継承者 | 次のアからエまでのいずれかに該当する者 | |
ア | 伝統工芸産業技術者養成スクール研究課程修了者又は修了見込者(ただし、事業実施時点で修了している者に限る。)で、伝統的技術・技法を用いる業務を生業とする意思のあるもの | |
イ | 美術、芸術系大学卒業者又は専門機関修了者若しくは修了見込者(ただし、事業実施時点で修了している者に限る。)で、伝統的技術・技法を用いる業務を生業とする意思のあるもの | |
ウ | 伝統的技術・技法の保持者のもとで、その業務に携わり、ア及びイに掲げる者と同等以上の技術・技法を有する者で、伝統的技術・技法を用いる業務を生業とする意思のあるもの | |
エ | アからウまでに掲げるもののほか、特に市長が認める者 |
対象者の決定について
審査委員会にて、応募者が継承者として相応しい者であるかを書類及び面接にて審査し、補助金交付対象者を推薦し、市長が決定します。
問合せ先・応募方法
申請の書類を下記問い合わせ先まで提出してください。
書類の詳細については、お問合せください。応募は、随時受け付けます。
<問合せ先>
高岡市デザイン・工芸センター 高岡市オフィスパーク5番地 電話 62-0520/FAX 62-0521
実績
平成8年度~平成23年度 | 継承者育成事業 (平成24年度から伝統工芸産業希少技術継承事業に移行) |
---|---|
平成24年度~平成25年度 | 漆工(彫刻塗)1組 |
平成25年度~平成26年度 | 金工(彫金・打出し)1組 |
平成26年度~平成27年度 | 漆工(塗り)1組 |
平成27年度~平成28年度 | 金工(仕上げ)1組 |
平成28年度~平成29年度 | 漆工(彫刻)1組 |
平成29年度~平成30年度 | 金工(燒型鋳造)1組 |