3月11日（土）、伝統工芸スクールで「刃物研ぎ講習会」を開催しました。
講師は、日本有数の木彫刻の町・富山県南砺市井波にある、彫刻道具専門店「匠雲堂」の代表、岡田榮吉さん。

 

 

工芸分野の多くに欠かせない道具「刀」。
金工・漆工のスクールでも、彫刻刀や小刀、鑿などを使用する場面があります。

講習会では、砥石の取り扱いから手研ぎ・機械研ぎの実演まで、岡田さんの知見を惜しみなく提供していただきました。

 

 

　

 

伝統を支える「道具」は「人の手の延長」とも言われますが、よく理解して手入れをする大切さを学びました。
終了後、さっそく復習（自前の道具を手入れ）される方も。

 

 

　

 

令和４年度のスクール実施は、この日が最終回でした。
１年間のコースを終えて修了された方も、次年度へ継続する２年間のコースの方も、１年間お疲れさまでした。

（IW)