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テクノドーム展示作品の紹介(14)

高岡テクノドームのエントランススペースでは、高岡市所蔵の高岡市伝統工芸産業技術保持者の作品が展示されています。

400余年の長い歴史の中で受け継がれてきた高岡が誇る伝統工芸の技術・技術の流れを汲む作品たちをどうぞご覧ください。

 

銅器の作品展示風景

 



 

 

今回は、京田 政春(きょうでん まさはる 1943年生まれ)氏の功績、作品のご紹介します。

 

 

[指定年度]平成10年度 [指定技術]銅器・仕上
京田 政春(きょうでん まさはる)【雅号】政春(まさはる) 1943年生まれ

 

 

喜び(よろこび)
寸法/高さ57cm×幅51cm×奥行30cm
氏は仕上技術者ではあるが、原型製作も自ら手掛け、完成までの殆どを手仕事により行う。
作品も細い鏨を使用して髪の毛の繊細な表現や、着物には金銀の象嵌をほどこし、機械の入らないところまで丁寧に仕上げられている。
(両手と顔の表情等で表現された「喜び」は第6回日本伝統工芸士作品展入賞作品である。)

 

[功績概要]
父政太郎氏に師事し、銅器仕上技術全般を習得する。本格的な仕上技術者として、その技術は確かなものがある。また多くの製品を原型製作から行う等、研究心旺盛で常に新しいものに取り組む姿勢は評価に得ている。
高岡銅仕会副会長として、会員の質向上を図るため自らの技術を公開、また実子を後継者として育成する等、伝統技法の伝承に努めている。

 

[表彰・受賞歴]
昭和51年 高岡市伝統工芸産業優秀技術者表彰
昭和58年 高岡伝統工芸加工技術振興展最優秀賞
平成 元年 日本新工芸展入選(以後、2回)、日展入選
平成11年 日本伝統工芸士会功労者表彰
平成15年 日本伝統工芸士会作品展入賞(以後、2回)
伝統的工芸品産業功労者表彰(中部経済産業局長)
平成19年 伝統的工芸品産業功労者褒章
平成20年 富山県功労者表彰
平成25年 瑞宝単光章
平成27年 高岡市民功労者表彰
[経歴]
昭和38年 父政太郎に師事し仕上技術全般を習得
昭和44年 独立自営、現在に至る
昭和58年 伝統工芸士に認定
平成11年 高岡市伝統工芸産業技術保持者指定
平成19年 伝統工芸高岡銅器振興協同組合副理事長
高岡銅仕会会長、富山県伝統工芸士会理事

 

 



 

 

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