2026年7月4日、高岡市デザイン・工芸センターにて、「デザイン・発想講習会」第1回を開催しました。講師は、精密機器メーカーでの勤務を経て、高岡市の地域おこし協力隊として3年間活動されていたフリーランスデザイナーのみねを(菅野尚子)氏です。今回は、「手を動かしていると自然とアイデアが湧いてくる」という感覚を学べる3つのワークショップが行われました。
【伝えるための絵】イラスト伝言ゲーム
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最初のワークでは、情報の伝え方による違いを体感しました。お題の絵を「文章だけで伝えるチーム」と「イラストと文章を交えて伝えるチーム」に分かれて伝言ゲームを行った結果、イラストを使ったチームの方が圧倒的にスムーズに、かつ正確にお題を伝えることができました。「伝えるための絵」においては、簡単な図や絵でも相手の記憶に残りやすく、より具体的なイメージを共有できるようになることがわかりました。
【考えるための絵】図形と文字の変形デザイン
次に、丸・三角・四角という図形や、文字を使って図案を考える練習をしました。
図形のワーク
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図形のワークでは、例えば「三角形3つ」を使い、大きさや配置、線の太さを変えて図案を作ります。簡単な図形でも、ルールを設定して書き出してみると、たくさんのパターンが生まれることがわかります。講師のみねを氏は、この手法を応用してデザインされた、丸の図形を生かした青貝が美しい漆塗りの箱も紹介してくれました。
文字のワーク
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自分の名前から一文字選び、「原型を留めないけれど、ギリギリその字だと読める」範囲で自由に変形させるワークを行いました。文字の線を伸ばしたり並べたりするだけで、ロゴデザインが作れることを学びました。
【観るための絵】人物アウトラインスケッチと観察
最後は、対象を正しく理解するための「観察」のトレーニングを行いました。
トレースの体験
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写真の上にトレーシングペーパーを重ね、対象の輪郭(アウトライン)を丁寧になぞります。ただなぞっただけなのに、なぜか「おしゃれな絵」に見える不思議な体験をしました。
ブラインド・スケッチ
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自分の利き手とは逆の手をじっと見つめながら、手元の紙を一度も見ずに一筆書きで描くワークにも挑戦。その後、教室内にある人・物も自由にスケッチしました。「いかに対象物を細部まで見ていなかったか」「自分が無意識に注目して描いていた部分」に気づかされました。
まとめ
今回の講習では、手を動かしながら大量のデザイン・アイデアを気楽に生み出す具体的な手法を学びました。さらに、イラストによる情報伝達や観察スケッチを体験することで、デザインの基礎となる「伝える・考える・観る」ための多角的な視点を養いました。
次回のデザイン・発想講習会は、10月3日(土)に開催予定です。
※この講習会はデザイン・工芸センター事業参加者限定での開催です










